H短期大学 T教授のつぶやき
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例年、4月は新入生を迎え、学校生活が円滑に始まるよう
様々なプログラムを組んでいますが、
それでも学生たちの多くが人間関係に不安を持っています。
少しでも早く環境になじむように、
今年は4月末の宿泊研修時に
「色カルタ」を取り入れてみました。
80名の入学生を10グループに分け、リーダーは教員7名と学生3名が担当しました。
グループによっては大変盛り上がっているところもありましたが、
話しが弾んでいるようには見えないグループもあり、
リーダーの力量に負うところが大きいようです。
質問内容も若い学生向けに工夫する必要もあったでしょう。
宿泊研修終了後のアンケートでは、評価は4段階で2~3、といったところでしたが、
その後もすべての行事は「色カルタ」の班で行動したのですが、
各行事へ取り組み姿勢(積極性)が例年と比べ格段にアップしており、
教員一同、大変驚いていました。
「色カルタ」を実施したことで、顔合わせとしてのワンクッションが
自然とできたことがプラスに働いたようです。
来年度も実施し、さらに良い効果が得られるよう改善に努めたいと思います。
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認知症ケアだけではありません。
コミュニケーションツールとしてご利用いただきました。
参加グループの仲間意識の高揚にも
役立つようですね。