色カルタ講習を受けた方からのメッセージです。
小学校で活用して下さっています。
こんなエピソードを頂きました。
お役に立てて心から嬉しいです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
先日、学校でのことです。
小学2年男児が友達のゲームを黙って持ち去ったとのことで、
母親と担任と児童と私の4人で話をしました。
担任の先生から、
「大人だったら警察に捕まるようなことよ」
「そんなことをしたらお母さんが悲しむでしょ」
「持ち去った時はどういう気持ちだったの?」
「どうしてそんなことしたの?」と言われても、
ごめんなさいごめんなさいと、
泣きじゃくるばかりでした。
その後、先生が帰ったので、
泣いている男児と色カルタをしました。
「持ち去った時の気持ちの色」と
「今謝ったあとの気持ちの色」を選んでもらいました。
すると、
持ち去った時は暗い紺、謝った後は、黄色のパステルカラー。
「持っていった時は暗い嫌な気持ち。
謝ったから今は明るい気持ち、謝れて良かった」と、
泣かずにしっかりと自分の気持ちを伝えることができました。
先生の「どうして?」には答えられなくても、
色カルタの色を選ぶことで、気持ちを表現でき、
言葉が見つかったようです。
「警察に捕まる」とか
「お母さんが悲しむ」という言葉より、
心の中の色を思い出せば同じことを繰り返さないのではと思いました。
今日も悩んでる子どもに使いました。
初めて話す子どもとのアイスブレイクと
ラポールの形成にとても役立っています