母との色カルタ
色カルタをやっと考えついて、最初にゲームしたのは母でした。
その後もゲームを作っていくにあたり、何回も相手をしてもらう。
晩年はかなり認知症が進み、なかなかできませんでしたが、
それまでは、色カルタを取る時間がすごく早く、迷いがない。
「えーっと」などという言葉は一度も聞かず
質問したとたんに「これ!」と選んでいた。
あんなに早く取る人は母以外で見たことがないようです。
立派な認知症状ありの人ですがとにかく、迷いがない。
好きなものは?と聞くと
「私はなんでも好きだから」とカードを取らないことがあり
でも、これはごまかしですね。
私が答え(取る色カルタ)を誘導すると嫌がり
これを3問続けたらやる気を失せてしまった。
あなたは私に聞いているのだから、私が考えるのよ
本当に全くその通りです!
明日(9/21)は中秋の名月だそうですが
秋と言ったら? 黄色のカードを取りながら「月」と即答していたなあ。
秋の夜長にもう一度やりたくなりました。
あなたがいてくれたおかげで、今たくさんのジジババが楽しんでくれています。
ありがとう、感謝の気持ちを月光に乗せましょう。